OUR TECHNIQUEケーブル延線工事 ケーブルウインチ パワーボールの導入により時間短縮と施工幅の拡張を実現 幹線設備工事では、CV・CVTケーブルを中心に100Vの低圧ケーブルから6600Vの高圧ケーブルまで扱っています。電線サイズとして、325°のような太いケーブルを扱うこともあり、施工場所によっては多種多様になります。従来の工法ではケーブルウィンチを使用し、ケーブルの先端をロープでを引っ張るというやり方を行っていましたが、ケーブルサイズや長さによって施工範囲が制限されました。そこでパワーボール(ケーブル送り出機)を導入し取り入れたところ、延線時間の短縮、また作業員の疲労軽減に繋がりました。 パワーボール(ケーブル送り出し機) パワーボール1台の送り出し能力は約200㎏あり、本体を10台~20台と連続して設置することにより長距離延線が可能になりました。その結果、施工困難な現場においてもパワーボールの導入によりスムーズな施工が可能になり、ケーブル延線の施工幅が拡がりました。 ケーブル延線工事の様子 施工するにあたって、より安全に、よりスピーディに進めることはもちろんのこと、より良い品質でお客様へ引き渡せるよう日々努力しております。気になる点があればその都度ミーティングを行い改善し、作業効率を上げ、工期短縮を目指しています。 施工実績はこちら OUR TECHNIQUE建柱に関わる工事 穴掘建柱車 効率と多機能性の融合 ダウンザホールアトムと大型建柱車 電柱を建てるには、穴掘建柱車という特殊車輌を使用し作業を行います。建柱車にはいくつかの機能がついており、通常のクレーン作業、穴を掘る作業の他、アタッチメントを使用することによって、電柱を引き抜いたり切断したりと1台で何役もこなすことが出来ます。弊社の建柱車はすべて大型車輌になっており、通常の建柱車よりも作業範囲内の作業量が多く、安定性は非常に優れています。また、大型建柱車の保有台数は全国に比べると多く、車輌同様にダウンザホールアトムの保有数も北陸ではトップクラスになっております。 バックホウ 通常安定した地盤を掘削する場合、建柱車の先端についているアースオーガを使って地面を掘削していきますが、場所によっては地盤が硬く、アースオーガで掘削することが不可能な場合があり、重機等を使用して掘削していましたが、効率が悪く多大な時間と労力を費やしていました。この状況を打開し他業者との差別化、技術向上、作業効率を上げる為、ダウンザホールアトム導入に至ります。 ダウンザホールアトム工法とは ダウンザホールハンマー本体 ダウンザホールハンマー内部にはピストンが内蔵されており、コンプレッサーから圧縮された空気を本体に送り、ピストンが上下に連動することにより、ハンマーの先端ビットを使って硬い岩を砕いて掘り進めていくものです。場所によっていろいろな地層があり、山地や崖などの非常に硬く固結した岩などで形成された地層や、海や川などの砂の中に石などが含まれる砂れき層など様々です。そういった多種多様な地層に対して非常に力を発揮し、短時間での削孔を可能にしたのがダウンザホールアトムになります。 崩壊防止土止め用ケーシング ダウンザホールハンマーにも一長一短あり、砂利地盤や湧水など水位の高いような場所や、崩れやすいような場所には不向きになります。弊社では独自の(ケーシング工法)開発によって、あらゆる場所での施工が可能になり、高い技術評価をいただいております。そのため作業困難な箇所での工事や、他業者が施工されて掘削できず諦めた場所での依頼があり、施工実績も多数あります。 施工実績はこちら